1日は誰にでも24時間平等にあります。そのうち仕事をするのは8時間ぐらい、良く働く人でも大凡10時間ぐいらでしょうか?
8時間といってもこの長時間の間、高いパフォーマンスを出し続けることはできません。
何故なら人間の意識的な活動は脳で行われるのですが、脳は人間の体重の1/50ほどの重量ですが、エネルギーとして消費するカロリーは全体の1/5も占めるのです。
つまり、非常に燃費が悪く、直ぐに動かなくなる昔のアメ車のようなものです。
こんな実験があります。
海外の仮釈放の判断における集中力に関する研究で、裁判官は1日に数十件もの仮釈放の否決の判断を下すのですが、始業後、休憩後が最も仮釈放を認める判断が多く、その後は右肩下がりで少なくなり、最終的にゼロになるという結果です。
つまり、集中力がある時間帯は、論理的な思考ができるのですが、そうでない時間帯は、デフォルト(仮釈放を認めない)判断を下すということです。
受刑者にとっては人生を左右する重大な判断なのですが、裁判官が考察する時間帯によって判決が左右されるという、何とも悲しい現実があるようです。
ですので『集中力』がある時間帯に重要な仕事をする。というのがポイントになります。
私自身、
・新たなビジネスモデルの構築
・サイト設計
・執筆作業
といった重要で思考力が必要な仕事は、朝起きて直ぐの時間帯か、「運動後」の適度に脳の血行が良くなり、頭が働き、思考力や集中力、判断力が高まる時間帯に行うようにしています。
また、場所も重要で、「カフェなどオフィスや家以外で作業をしている時」は適度に交感神経が働くため、集中量が上がります。
オフィスや家の中に閉じこもって作業するより、廻りに人がいて、活動的な環境の方が、仕事がはかどるのはあなたも経験があると思います。
1日の時間は限られているし、その中で集中できる時間も限られている。であれば、その時間を有効に活用して、仕事のパフォーマンスを上げることをしてみてはいかがでしょうか?
またブログにアップします。ありがとうございました。

一級建築士としての経験を活かした不動産投資家向けのコンサルティングやWEBサイトを複数運営。株式会社アーキバンク代表取締役。建築・不動産業界に新たな価値を提供する活動を行う。詳細は公式メールマガジンより。Facebookはこちら