先日電車に乗っていると、こんな広告が目に入ってきました。
「はじめよう。可愛いビキニが売り切れる前に。」一瞬「水着の広告かな?」と思ったのです。
ただし広告画像を見てみるとそんな感じでもない。さて何の広告だと思いますか?考えてみて下さい。答えは。。。。。
よ~く見てみると、「脱毛」の広告だったのです。回りくどい表現と思われるかもしれませんが、これがターゲットには響く広告になるんですね。
私はターゲットでは無いので響きませんでしたが対象のおそらく10~20代の女性にはピンと来る広告文だと思います。
時期的にも。
直接「脱毛しませんか?」でなく、その先の将来を提示してあげることが重要ということです。なぜ女性は脱毛したいのか?必ず理由があるのです。
脱毛する目的は何か?脱毛してどのようになりたいのか?ここを考える必要があります。
夏に向けて、肌の露出の多い服を着るから、海やプールへ行って水着を着る機会が多くなるから、脱毛をしたいのだと思います。そして、何よりも「美しく、可愛く見られたい」という女性の本能的な願望があります。
これらを上手く踏まえて「はじめよう。可愛いビキニが売り切れる前に。」といった、キャッチコピーにしたのだと思います。
問題、悩み
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商品
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目的
人が商品を購入する際は、このような流れがあります。目的が達成されれば別に商品など不要ということです。ですので、商品だけにフォーカスした広告は反応が悪いですし、しつこい場合は、逆に嫌われる可能性もあるのです。
目的を明確して、その目的を達成した将来像をイメージさせてあげると、スッと心に入って行く文章になります。
そのためには、ターゲットをより絞り込んで、「その商品を買うことでどのような将来が待っているのか?」を明確にして、広告文を書くと反応が上がります。
これはチラシやメルマガ、フェイスブックなどの媒体でも同じことです。是非参考にして見て下さい。
またブログにアップします。ありがとうございました。

一級建築士としての経験を活かした不動産投資家向けのコンサルティングやWEBサイトを複数運営。株式会社アーキバンク代表取締役。建築・不動産業界に新たな価値を提供する活動を行う。詳細は公式メールマガジンより。Facebookはこちら