世の中には、常に、表と裏があります。陰と陽とも言います。特にビジネスや投資の場合、それがより顕著に現れます。
儲かっている人がいるのはその裏では必ず損をしている人がいるからです。
例えば、株式投資の場合、市場にあるお金の量は一定にも関わらず圧倒的に勝っている人がいる。その利益はどこから出ているのかと言うと、負けている方の損失なんですね。
株式市場で勝っているのは、全体の1割と言われていますが、そこに、富が集中しているということです。そして、その取引を仲介する証券会社。これも非常に儲かります。
とある、東証一部上場の証券会社は、売上66億円に対して、営業利益が42億円営業利益率にするとが66%。はっきり言って異常値です。
WEBビジネスなどで個人で効率良くやっているのであればまだわかりますが、多くの社員を抱えて、オフィスを構え、システムや広告にお金をかけてこの利益率ですから、そもそものビジネスモデルが儲かるようになっているとしか言いようがありません。
さて、このような裏と表の世界は不動産投資の世界でも同様です。というか、もっと顕著かもしれません。なぜなら、不動産投資の場合、一般層と上層の情報の差がありすぎるからです。
良質な情報というのは資金力のある個人、企業にまず届きます。そこで、スルーされた情報が一般に届くということです。
不動産投資で成功するには物件情報が重要なのは言うまでも無いのですが、有益な情報は、末端には届かない仕組みになっているのです。
つまり、一般の個人不動産投資家が不動産投資で圧倒的に利益を出すのは非常に困難ということ。悲しいですが、富める者が、ますます富む仕組みになっているのです。
こういった現状を変えるために、ある企画をスタートさせます。
講師は、元㈱インテリックスのトップセールスマンで買取再販のプロであり、不動産投資家へのコンサルティングも行う菅野文秋さんです。
前回の買取リノベ再販とは少し違った投資という観点からの講座です。
詳細は明日ご案内しますのでお楽しみに。
またブログにアップします。ありがとうございました。

一級建築士としての経験を活かした不動産投資家向けのコンサルティングやWEBサイトを複数運営。株式会社アーキバンク代表取締役。建築・不動産業界に新たな価値を提供する活動を行う。詳細は公式メールマガジンより。Facebookはこちら